ネイルもパーソナルカラーにしたほうがいいですか?
ネイルもパーソナルカラーにしたほうがいいですか?という質問をされる方は多いです。
この質問に対する答えは、ネイルをする目的によって変わります。
①手を綺麗に見せたいからネイルをする→パーソナルカラーにしたほうがいいです。
②自分の気分を上げたいからネイルをする→パーソナルカラー関係なく、好きな色にした方がいいです。
③推し主張したい・推しカラーを身につけたいからネイルをする→パーソナルカラー関係なく、推し色にしたほうがいいです。
まず、パーソナルカラーとは、肌の色・瞳の色・髪の色に調和する色のことを言います。
診断の時もお顔の下にカラードレープ(診断用の布)を当てて、お顔の色や印象の変化を見て診断します。
肌の色が関係するので、ネイルにもパーソナルカラーを取り入れると、指先や手の肌が綺麗に見えます。
ただ、手の指先は顔から離れているパーツなので、多少似合わない色を使っても、印象への影響は少ないです。
指先は自分の視界に入りやすい場所でもあるので、手を綺麗に見せることに特にこだわらない場合は、好きな色にしたり推し色にしたりするほうがオススメです。
私は、手を綺麗に見せたいと思う場面はあまり無いんですが、大事な仕事の時は第一印象を良くするために、パーソナルカラーに合ったナチュラルめの色を選ぶことが多いです。
ただ、それ以外の時は自分の気分が上がる色や、推し色にすることが多いですね。
似合う色を選ぶか好きな色(もしくは推し色)を選ぶかは自由ですが、似合う色を知っていれば選ぶ基準ができるので、目的に応じた色選びができるようになります。
似合う色が分からない、似合う色を知りたいという方は、ぜひ私に相談してください。
似合う色より好きな色より推し色が大事
似合う色より好きな色を着たい、という人は多いと思います。
こちらの記事にも書きましたが、私は似合う服を着るか好きな服を着るかはTPOに応じて自由に選んでいいと思っています。
でも、オタクの場合「似合う色」「好きな色」の二択ではない人も多いです。
オタクには「似合う色」「好きな色」に加えて、「推し色」があります。
私のサロンに診断に来るお客様の中にも、
「好きな色は青だけど、推し色が赤なので似合う赤を知りたくて来ました!」
みたいな方がよくいらっしゃいます。
たとえば、一言で赤と言っても、様々な赤があります。
・明るい赤(高明度)なのか暗い赤(低明度)なのか
・鮮やかな赤(高彩度)なのか柔らかい赤(低彩度)なのか
・クリアな赤(清色)なのかくすんだ赤(濁色)なのか
・黄み寄りの赤(イエローベース)なのか青み寄りの赤(ブルーベース)なのか
普通に生活していると、ここまで細かい要素で色を分析することはないと思います。
パーソナルカラー診断では、色の持つ要素を細かく分析するので、「暗い赤は似合わないけど、明るい赤は似合う」「くすんだ赤は似合わないけど、クリアな赤は似合う」ということが分ります。
もちろん、似合う色を知った上で敢えて「似合う色じゃないけど推しのイメージカラーに忠実な色を使う」もアリです。
これは「好きと似合うどっちを取るか問題」と同じですね。
似合う推し色を知りたい方や、推し色をメイクやファッションに取り入れる方法を知りたい方がいたら、ぜひ私に相談してください。
推し色が似合うかどうかを細かく分析して、場面に応じた推し色の取り入れ方を教えます!
パーソナルカラー診断や骨格診断は胡散臭い?
パーソナルカラー診断や骨格診断を胡散臭いと思っている人は一定数いると思います。
胡散臭いとまでは思っていなくても、
「なんだかよくわからないふわっとした雰囲気で似合う色を決められそう」
「診断する人の感覚でやってそう」
と思っている人は多そうです。
似合う色と言われると、
「なんとなくその人の雰囲気に合う色」
「診断士のセンスによる部分が大きい」
というイメージがある方も多いかもしれませんが、パーソナルカラー診断はそういうものではありません。
ドレープと呼ばれる診断用の布をお顔の下に当てて、顔色の変化を見ていきます。
この顔色の変化を見て似合うかどうかを判断していくんですが、私はその時に
「なぜこの色が似合うのか」
「なぜこの色が似合わないのか」
を分かりやすく具体的に説明するようにしています。
例えば、
「スプリングのピンクは健康的で生き生きとした印象になりますね」
「サマーのピンクだとお肌が白くは見えるんですが、ちょっと白くなりすぎて体調が悪そうに見えますね」
といった感じです。
分かりやすい説明を心がけつつ、頭の中ではもっと踏み込んだ部分も見ています。
「この方はイエローベースとブルーベースどちらのほうが馴染んで見えるのか?」
「明るい色が得意なのか、暗い色が得意なのか?」
「どれくらいの鮮やかさが一番魅力的に見えるのか?」
このように、頭の中はフル回転です。
骨格も同様で、
「胸元の厚みというのはどのあたりを見ているのか」
「他の骨格の方だとどんな特徴があるのか」
など、具体的に説明していきます。
体のこの部分にこういう特徴があるから、こんなデザインや素材が似合う・似合わないといった感じで、きちんとした根拠も説明するようにしています。
ただ単に「あなたにはこれが似合います!」と結果だけ言われるよりも、「こういう特徴があるから、あなたにはこれが似合いやすいです」と言われるほうが理解しやすいですよね。
私がこういった「根拠」や「理由」を大事にしているからこそ、私のサロンに来てくださったお客様はよく
「思っていた以上に理論的で分かりやすかったです」
「説得力があって、納得感がありました!」
と言ってくださいます。
パーソナルカラー診断や骨格診断を胡散臭いと思ってしまう人の気持ちも分からないわけではありませんが、実際はきちんとした理論に基づいて診断しています。
そして、その理論に基づいた診断結果をいかに楽しく分かりやすくお伝えするか、という部分にも私は力を注いでいます。
オタク向けのイメージコンサルティングサロンなので、分かりやすく説明するために「あのキャラクターの髪色はスプリングっぽいですよね!」とか「このキャラクターはサマーのお手本みたいな配色です!」といったお話もたくさんしています。
パーソナルカラー診断や骨格診断が気になるけど何となくで診断されるのは嫌だという方や、ファッションセンスに自信がないからアドバイスを理解できるか不安という方がいたら、ぜひ私に相談してください。
似合うものを理論的に分析して、分かりやすい解説と的確なアドバイスをしますよ。
「似合う服」と「好きな服」が違う
私はイメージコンサルタントとして、パーソナルカラー診断や骨格診断を通して「似合うファッション」を診断・提案するお仕事をしています。
このお仕事をしていると割とよく直面するのが、「似合う」と「好き」が違う問題です。
実は、私自身も「似合う」と「好き」がピッタリ一致しているタイプではありません。
私の場合、
パーソナルカラー:ウィンター(ブルベ冬)→でも、好きなのはサマー(ブルベ夏)
骨格:ウェーブ→好きなのもウェーブのテイスト
という感じです。
骨格は好みと似合うものが一致しているんですが、色は好みと似合うが違います。
もし、あなたが同じような状況になったら、どうしますか?
もちろん、好きなものを優先させるという選択もアリです。
好きな色やデザインを着るとそれだけで気分が上がるので、楽しいですよね。
でも、似合うものを着たらどうなるのか実験してみたかった私は、それまでは着たことがなかった色をあえて着てみることにしました。
すると、思っていた以上に「その服、いつもとイメージ違うけどいいね」「そういう色着てるの珍しいけど、似合ってるね」と言われる回数が増えました。
パーソナルカラーなんて全く知らなそうな人からもすごく褒められました。
パーソナルカラー診断で「似合う」と言われるまで全く見向きもしなかった色でしたが、周りに褒められるとやっぱり嬉しいので、今ではとっても好きな色になりました。
たくさん褒められると不思議と自信もついてくるもので、似合う色を着ている時は気持ちも前向きになるような気がします。
骨格に関しては、似合うものと好みが大体一致していたので「似合う」と「好き」という意味での葛藤はあまりありませんでした。
でも、診断を受けたことで、
「なんかこういうデザインは似合わないんだよな」
「可愛いと思うし好きなデザインなんだけど、着るとなんかしっくりこないんだよな」
と思っていた服の理由が分かって、「あれは骨格のせいだったんだ!」と納得することができました。
パーソナルカラー診断や骨格診断は「似合う」を分析する診断ですが、似合うものが全てではありません。
推し活やオタ活など「好き」が大事な場面もあれば、就活や婚活など「目的」が大事な場面もあります。
もしくは、「なりたいイメージ」が大事な場面もあるでしょう。
診断を受けると似合うファッションの傾向が分かるので、自分の個性を客観的に把握することができます。
その個性を活かした上で、「好き」や「なりたいイメージ」に近づけることで、より自分らしいファッションを楽しめるようになるんじゃないでしょうか。
私は、ファッションやメイクに、実は「正解」って無いと思ってます。
「似合う」「好き」「なりたい」どれを優先するかは人によっても違うし、時と場合によって変えていいと思います。
服装やメイクは外見を整えるための行動ではありますが、内面も大事です。
「自分が満たされる装い」を見つけるためのツールとして、パーソナルカラー診断や骨格診断を使ってもらえたらいいな、と思っています。
「似合う」を知りたいけど、「好き」と違ったらどうしよう……と迷っている方がいたら、ぜひ私に相談してください。
「似合う」と「好き」が違う場合、どのように「好き」を取り入れたらいいのかアドバイスしますよ。
ZOZOグラスのパーソナルカラー診断は当たる?精度を検証
2021年にサービスがスタートしたZOZOグラスですが、無料で利用できることもあり人気が高いですね。
家から出ることなく無料でパーソナルカラー診断ができるのはとても魅力ですが、当たらないと意味がない、と考えている人も多いと思います。
そこで、私自身が試してみた結果をプロのイメージコンサルタントの視点で解説していきます。
ZOZOグラスの診断結果は?
私のZOZOグラスでのパーソナルカラー診断の結果は「ブルーベース・夏」でした。
昼間の自然光・昼間の室内・夜の室内など様々な条件で5回以上計測してみましたが、全て「ブルーベース・夏」と診断されました。
肌色の計測結果はこんな感じ。
肌色の計測結果は、診断した状況によって多少数値のズレはありましたが、誤差程度で大体毎回同じ結果でした。
正解は?
ZOZOグラスはブルベ夏という診断をしましたが、私のパーソナルカラーは1stブルベ冬・2ndブルベ夏。
ベースカラーのみ正解という結果になりました。
パーソナルカラーの1stと2ndの割合は本当に人それぞれで、「1stも2ndも同じくらい似合う」という方もいれば、「1stシーズンのみと考えてもOK」という方もいます。
私は、1stと2ndの割合が大体7:3〜8:2くらいで、パーソナルカラーが分かる人に会うと「分かりやすいブルベ冬だね!」と言われるタイプ。
なので、正直5回以上やってもブルベ夏になるのはちょっと意外でした。
肌色については、比較的明るめ・赤みは数値に出ているほど強くないものの場所によってはピンクみがあるので、そこそこ納得できる結果です。
スッピンの唇は紫っぽい(血色が無い)タイプなので、ホントにこの色見本みたいな色をしています。
ZOZOグラスは使えない?
色んな人のZOZOグラスレポを読んでる方は薄々お気付きかもしれませんが、ZOZOグラスのパーソナルカラー診断の精度は今のところ「微妙」という感じです。
ただ、これだけで「ZOZOグラスは使えない」と判断するのは早すぎる気がします。
メガネに印刷されたカラーチップを基準に相対的に色を分析するというシステムは、今のところZOZOグラスだけです。
無料で提供されているパーソナルカラー診断ツールのほとんどは、写真を撮ってそれを分析するものでしたが、その方法だと撮影環境の影響が強く出ます。
ただ単に写真の色味を分析するだけのツールに比べると、ZOZOグラスは環境光の影響を受けづらい診断ツールと言えます。
※もちろん、あくまで影響を受け「づらい」だけで、全く受けないことはないと思います。
また、上にも書きましたが肌の色の分析結果はかなり信頼出来そうです。
ZOZOグラスの診断結果ページは、肌の色が先に来てオマケのようにパーソナルカラーが載っています。
そして、その結果を踏まえた上で表示されているのは「あなたの肌の色に近いファンデーションを見る」というボタンなので、元々肌色診断ツールとしての性能を重視して開発されたのかもしれません。
そもそもパーソナルカラーとは?
そもそも、パーソナルカラーは肌の色だけで決まるものではありません。
肌の色・目の色・髪の色に調和する色を見極めるのがパーソナルカラー診断です。
イエベ・ブルベは肌の色を指しているのではなく、イエローベースの色とブルーベースの色どちらのほうが調和するのかを指します。
つまり、肌の色がイエロー寄りでもブルーベースの色が調和する人はブルベ・肌の色がピンク寄りでもイエローベースの色が調和する人はイエベ、ということになります。
検証結果
検証の結果、
- パーソナルカラー診断の結果は微妙、ただし従来の写真診断アプリよりは良さそう
- 肌の色分析は精度高め
という印象を持ちました。
私の場合パーソナルカラーは正解ではありませんでしたが、人によっては正確に診断してくれる場合もあると思います。
ZOZOグラスがきっかけでパーソナルカラーに興味を持った方には、ぜひプロのパーソナルカラー診断を受けて欲しいです。
サロンによってメニューの内容は違いますが、多くのパーソナルカラー診断サロンでは得意な色(ベストカラー)を10色前後選んでくれたり、イエベブルベ以外の色選びのポイントを教えてくれたりするので、より一層パーソナルカラーへの理解を深めることが出来ます。
パーソナルカラーを知りたい方はもちろん、オタ活や推し活向けのアドバイスが欲しい方はぜひ私に相談してください。
推し色が似合うかどうか、もし似合わない場合はどのように使えば効果的なのかを知って、推し色コーデを楽しみましょう!
無難な色のはずなのに黒い服が似合わない?黒を似合わせる方法を詳しく解説!
「黒い服が似合わないんです」というお悩み、よく聞きます。
それとは逆に、「無難な色なので黒ばっかり着てしまう」というお悩みも多いです。
でも、そんな方がパーソナルカラー診断をしてみると実は明るい色が得意なタイプで、黒はそんなに似合っていなかった、ということもあります。
こちらの記事でパーソナルカラー別の黒を紹介していますが、実は黒や黒に近い色の微妙な違いを見つけるのは他の色よりも難しいです。
なぜなら、人間の目は明るい色に対する感度と暗い色に対する感度が違うからです。
でも、次のような方法を使えば、黒や暗い色が苦手な人でも着こなすことができます。
黒はブルベ冬向け!という記事も多いし間違ってはいないんですが、このような方法を使って工夫すれば、他のシーズンの人も着こなせますよ。
今回ご紹介した方法や色選びのポイントはあくまで一例です。
どんな着こなしが良いのかは人によって違うので、「自分にはどんな着こなし方が向いてるんだろう?」と気になった方はぜひ当サロンのパーソナルカラー診断をご利用ください。
あなたに似合う着こなし、色選びやデザイン選びのポイントなど、詳しくお伝えします!
【推し色×パーソナルカラー】黒推しオタク・黒担オタクのための色見本
推し色が黒の方・黒担オタクの方必見🖤
パーソナルカラー別、似合う黒の選び方です!
黒はブルベ冬向け!という記事も多いし間違ってはいないんですが、他のシーズンの人も工夫すれば着こなせますよ。
イエベ春の黒は、少し茶色みのある黒です。
イエベ秋の黒は、カーキやオリーブ色をさらに暗くしたような黒です。
ブルベ夏の黒は、グレー寄りのソフトブラックです。
ブルベ冬の黒は、ネイビーを暗くしたような黒や真っ黒です。
イエベの黒は茶色を暗くしたような黒です。
イエベ秋さんは緑がかった黒も得意です。
ブルベの黒は紺色を暗くしたような黒やグレー寄りの黒です。
ブルベ冬さんは真っ黒も得意です。
推し色メイクや推し色コーデの参考にしてくださいね!
今回ご紹介した見本の色や色選びのポイントはあくまで一例です。
どれくらいの黄みや青み、どれくらいの明るさや鮮やかさが得意かは人によって違うので、「自分にはどんな黒が似合うのかな?」と気になった方はぜひ当サロンのパーソナルカラー診断をご利用ください。
あなたに似合う黒はどんな黒なのか、推し色と似合う色が違った場合はどう似合わせたらいいのか、詳しくお伝えします!